「ぽっくり寺」ってご存知でしょうか?
「ぽっくりって突然死しちゃうこと!?お寺で死を願うの?」と驚かれてしまいそうですが、主に高齢者の方々に人気のお寺なんだそうです。
高齢者大国の日本では、今、介護は重大な問題となっています。
「家族に負担や迷惑をかけずにピンコロと逝きたい」と願う人がいるのも頷けます。
私自身も長生きしたいと願う反面、病気で長く苦しんだり周囲にお世話してもらいながら生き長らえるなら、健康でピンピン生きてある日コロリと逝きたいと思ってしまいます。
そんな祈願ができるぽっくり寺があるなら、是非とも一度はお参りしておきたいな~と思っています。
実は日本全国にぽっくり寺は50ヶ所以上あると言われています。
その中でも最も有名で一番人気が高く、バスツアーまで出ているのが奈良県生駒郡にある吉田寺(きちでんじ)です。
吉田寺の御本尊前でご祈祷を受けると、長患いすることなく寿終の後には阿弥陀如来のお迎えがあると言われています。
バスツアーは大阪から日帰りで出ているものが多いようですが、まずはぽっくり往生の吉田寺で参拝と法話を聞き、昼食を挟んで頭からくるボケ封じで有名な安倍文殊院や、身体からのぼけ封じと寝たきり封じのご利益があるおふさ観音を巡ったりします。
またツアーによってはガン封じのご利益がある大安寺、足腰を守る護王神社を周ったりします。
やっぱり年を取ると足腰が弱るのが一番恐いですからね。
お一人様でも参加できるツアーなので、より人気が高いみたいですよ(^^)
ぽっくり寺ツアーは高齢者に人気!若者は参加しないの?
やはりというかさすがというか、ぽっくり寺である吉田寺に行くバスツアーは圧倒的に高齢者に人気が高いそうです。
ぽっくり寺を始めボケ封じやガン封じにご利益があるスポットを周るのも、添乗員さんつきのバスツアーならお年寄りも安心ですしね!
ガイドさんが各スポットで丁寧に解説してくれますし、元々高齢者の参加を意識したツアーなのでサービスも行き届いているようです。
若いうちは考えもしませんが、年を取るとちょっとした階段や段差があったり、登り坂が続くだけでもかなり辛いものです。
最近ではスマホを使いこなすお年寄りも多くなりましたが、それでも知らない土地を自力であちこち見て周るのは大変だと思います。
その点、バスツアーに入ってしまえば、何も考えなくても目的地に連れて行ってくれますし、ランチもついてきます。
逆にいうと若者には参加しにくいバスツアーかもしれません^^;
若い人は個人的にプランを立てて吉田寺を参拝する人が多いようですね。
個人で吉田寺でのご祈祷をお願いする場合は一人につき5,000円と、境内のみの参拝でも300円の参拝料がかかります。
木魚念仏と法話(吉田寺縁起など)は10,000円で1名から受けることができるそうです。
ただしご祈祷・法話はどちらも事前に連絡を入れておくようにしましょう。
【吉田寺へのアクセス】
・大阪駅より
JR大和路線 大和路快速乗車「王寺駅」下車(所要時間約40分)
・京都駅より
JR奈良線 みやこ路快速乗車「奈良駅」下車・乗換
JR関西本線「法隆寺駅」または「王寺駅」下車(所要時間約60分)
「王寺駅」より
タクシー乗車 約15分
又は 奈良交通バス「法隆寺前」にて「龍田神社前」下車
ぽっくり寺ツアーの人気が高まる理由とは?
以前からぽっくり寺の噂は耳にしたことがありましたが、バスツアーが催行されるなどの人気が出てきたのは最近のことように思います。
なぜ今、ぽっくり寺ツアーが人気なのか?それはやはり高齢化が進んだ日本の状況が影響しているのではないでしょうか?
人は誰しも年を取り、いずれは土に還っていく…と頭では分かっていても、実はそれは簡単なことでは無かったんです!
医療が進み寿命が延びたといいますが、ピンピンした状態で過ごせている高齢者ばかりではありません。
体は丈夫でも認知症になってしまったり、頭はしっかりしていても寝たきりになってしまったり…。
もちろん本人も大変ですが、周りで介護する人はもっと大変です。
私も知識として「介護は大変」と分かっていましたが、最近それがどのようなものか身を持って知ることとなりました。
父が倒れ、1ヶ月の入院後、一人では歩けない、トイレも行かれない、お風呂も入れない状態になってしまったんです。
幸いリハビリをすればある程度、元の状態に戻っていくとは言われましたが、大人一人の全生活を介護するのは並大抵のことではありません☆
ましてや寝たきりになってまったら、その大変さは我が家の比ではないでしょう。
介護を体験した方なら「自分は誰にも迷惑をかけずにピンコロで逝きたい!」と思うのではないでしょうか?
もちろん、日頃の健康管理も大切ですが一言、神仏に「よろしく」と言っておきたい気持ちもすごく分かる私です。







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