恐山(おそれざん)って聞いたことありますか?
私が初めて恐山を知ったのは、イタコの「口寄せ」という占いを描いたコミックだったと記憶しています。
恐山は日本三大霊場の1つと言われています。
ちなみにあとの2つはの滋賀県の比叡山、和歌山県の高野山です。
恐山は青森県にあり、東北随一のパワースポットと言われているんですね。
私はまだ行ったことはないのですが、どんな場所か調べてみただけで「なんだかすごい所なんだな~」と驚いてしまいました。
一般的な参拝コースを巡ると、三途の川や無間地獄、血の池地獄、極楽までを見ることができるんです。
ちょっと臨死体験したかのような、不思議な気持ちになりそうですよね!
大人数でワイワイ出掛けるというよりは、少人数で静かに訪ねたい場所のように感じます。
パワースポットというと明るくてキラキラした場所をイメージされる方もいるかもしれませんが、こういった所もあるんですね!
イタコの占い「口寄せ」は期間限定?待ち時間や料金は?
恐山と言えば有名なのがイタコの口寄せです。
口寄せというのは、霊を自分に降霊させて、その霊の代わりに伝えたいことを語る術を言います。
ですから厳密に言うと一般的な占いとはちょっと違うんですね。
口寄せしたい人の名前と生年月日と無くなった日付を紙に書くと、イタコさんが念仏のようなものを唱え始めます。
霊が憑依したらイタコさんが死者の言葉を語りはじめますが、これは会話形式ではなくイタコさんが一方的に語るそうです。
その言葉の中に「〇月に災難が怒るかもしれないから、気を付けなさい」といった占い的なことを言われることもあるので「イタコ占い」と言われるのかもしれませんね。
語られる時間は5分程度らしいのですが、降霊するところからだと全部で15分くらいかかるそうです。
ただ、一人のお客さんが数人の降霊を望む場合もあるので、並んでいる人が少ないからといって油断はできないそうですよ^^;
大人気のイタコの口寄せですが、恐山に行けばいつでも出会えるわけではないんです。
イタコの方々が恐山にやって来るのは夏と秋の大祭の2回だけなので、チャンスは限られています。
夏は大祭典(毎年7月20日~24日)、秋は秋祭典(毎年10月第2週の三連休)の期間だけ。(※イタコさんが来ない場合もあります)
料金は1回1人口寄せして5,000円が相場と言われています。
口寄せの待ち時間ですが、年々イタコの方々は人数が減っていると言われているので、並ぶ側は競争率が上がってしまうかもしれません。
折角、並んでも順番が回ってこないこともあるそうなので、どうしても!という方は、前日から恐山の宿坊に泊まって早朝から並ぶことをおすすめします。
朝一番のバスで向かって7時頃に恐山に到着しても、既に宿坊に泊まった方々が6時から並んでいて80人待ちだった!…という体験談も☆
やはり多くは早くに亡くしたお子さんと話したい、言葉が聞きたい…といった方が多いようです。
大切な人を早くに突然失ってしまった人にとって、イタコの存在は拠り所なのかもしれませんね。
イタコの方々は普段、特に決まった場所で口寄せをしているわけではないので、どうしても!という方は覚悟して出掛けてみてくださいね。
恐山はパワースポットじゃなくてパワーレススポット?
恐山はパワースポットと言われていますが、誰もがパワーをもらえる場所というわけではなさそうです。
三途の川のほとりには有名な「賽の河原」があります。
賽の河原は親より先に亡くなってしまった子供や水子が、親を想って自分の背丈よりも高く石を積んで成仏しようとする場所。
でも、折角積み上げた石を鬼が崩してしまうので、自分の背丈よりも高く積み上がることは無いという哀しい伝説。
恐山には地蔵菩薩様がいらっしゃるので、子供たちもきっと救われることでしょう。
賽の河原には多くの石塔が見られますが、これは賽の河原の伝説を信じている方々がお子さんの供養のために積んだもの。
決して崩してしまわないようにしたいものですね。
恐山というのはパワーをもらう場所というよりは、辛いことがあった方々の重荷を降ろして心の整理をする場所なのかもしれません。
とても辛いことがあった時は、どんなにパワーをもらっても入って来ないものです。
まずは一旦、心の重荷を降ろして真っ新な状態に戻ることから始めたい…そんな方が行くべき場所なのかもしれないと思いました。
一度、自分を見つめ直してリボーンしたい!と思った時に、恐山に行ってみるといいかもしれませんね(^^)







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