フィギュアスケート選手の羽生結弦くんゆかりの神社と言えば、神戸にある弓弦羽神社ではないでしょうか?
なぜ羽生選手ゆかりの神社と言われているか…というと、弓弦羽神社の読みが「ゆずるはじんじゃ」なので、名前繋がりなんですね。
元々は羽生選手のファンの間で名前が似ていることから話題となり、次第に聖地と化していったようです。
そしてファンから弓弦羽神社のお守りをもらったことがキッカケで、羽生選手自身もこの神社に参拝するようになったんだとか。
その後、羽生選手は見事オリンピックで金メダルを獲得し、その直後には弓弦羽神社の参拝客は20倍にも増えたんだそうですよ~。
もちろん、羽生選手が書いた絵馬も奉納されています。
こちらが当時の絵馬ですね。
自分のことだけではなく、応援してくれるファンへの感謝を忘れないところが羽生結弦くんの素晴らしいところですね!
ところで、羽生選手の一件で一気に知名度を上げた弓弦羽神社ですが、本来はどのようなご利益のある神社なのでしょうか?
また境内にある御影石で作られたサッカーボールの謎についても迫ってみたいと思います。
【弓弦羽神社へのアクセス】
・阪急御影駅から南東へ徒歩5分
・JR住吉駅から北西へ徒歩10分
・阪神御影駅 北 徒歩15分
羽生結弦ゆかりの弓弦羽神社にはどんなご利益があるの?
弓弦羽神社は神戸市東灘区に鎮座する由緒ある神社です。
この神社には以下のご利益があると言われています。
・交通安全
・恋愛成就
・厄除け開運
・家内安全
・諸願成就
・安産祈願
・戦勝祈願
もちろん、最近では羽生選手の検討を願う参拝客が圧倒的に多いと思いますが(^^)
願い事をするのには、羽生選手も書いた絵馬も人気が高いのですが、もう1つ人気のお守りがあります。
それは「ゆづ丸」という八咫烏(やたがらす)を象ったお守りです。
神に願い事を書いて丸め、ゆづ丸のお腹に差し込みます。
ゆづ丸の背中に日付と名前を記入して、自分なりでいいのでゆづ丸に羽を書き入れます。
拝殿の前の奉納台へ納めれば祈願完了です!
ところでこのゆづ丸、足が三本あることに気がつきましたか?
これは間違いではなく、古来から伝わる八咫烏は三本足という説が有力なんです。
ちなみに八咫烏とはウィキペディアにはこのように紹介されています。
八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話において神武東征(じんむとうせい)の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラス(烏)。
一般的に三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わっている。
足が三本あることについては、それぞれが天と地と人を表すとも言われているんですよ。
弓弦羽神社の境内はどうしてサッカーボールがあるの?
弓弦羽神社について調べたことのある人は「サッカー」や「サッカーボール」という言葉が目に付いたのではないでしょうか?
実は弓弦羽神社の境内には御影石で作られたサッカーボールが置かれていて、中央には矢に乗った八咫烏が描かれているんです。
サッカー好きな人なら、日本サッカー協会のシンボルマークが八咫烏であることに気がついていると思います。
サッカー協会の八咫烏は、三本目の足でサッカーボールを掴んでいるデザインとなっています。
では、弓弦羽神社と日本サッカーとの繋がりは?というと、なんと日本初のサッカーチームが発足しのたは、この神社の南側にある御影という場所なんだそうです。
そう!御影とは地名のことだったんですね!
御影石で作られたサッカーボールを見られるのは、全国でもここだけだと思いますので、サッカーに興味の無い方も弓弦羽神社を訪れたら、是非見学してみてください。
弓弦羽神社のご利益に「戦勝祈願」がありましたが、やはりサッカーの試合前にここを参拝するチームもいるようですよ。
一直線に目標に向かって飛ぶ八咫烏のお導きで、きっと力を発揮できることでしょう。
サッカーやスケートだけではなく、恋愛でもきっといいご利益がいただけると思いますよ(^^)
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