東京都新宿区西早稲田に鎮座する穴八幡宮という神社をご存知でしょうか?
商売繁盛を願う人や金運を上げたい!と思う方々に絶大な人気を得ているんですよ。
もし、これまで様々な金運アップ神社を参拝したけれど、今一つご利益をいただけなかった…という人は、穴八幡宮を参拝されてみてはいかがでしょうか?
実は穴八幡宮で金運を上げるには「一陽来復御守」というお札を手に入れるとよいと言われています。
ただ、この一陽来復御守は頒布される時期が限定されていて、貼り方について厳密なルールがあり、貼り方を間違えてしまうとご利益が無いとまで言われているんです!
「そんな面倒なお札なの!?」と思われるかもしれませんが、これは神様と「約束」をするということなんです。
神様が指定された時期にお札を購入し、指定された日時にお札を貼るというのは、神様と約束をするということ。
ただ神社を参拝してお賽銭を投げて「金運を上げてください」という一方的なものとは違うんですね。
こちらも金運アップを願う代わりに、神様も私たちに「約束の日時に指定した場所にお札を貼ること」を約束するんです。
約束したことは必ず実行しなくてはいけません。
だからこそ、高いご利益がいただけると穴八幡宮の一陽来復御守は昔から人気が高いんです。
残念ながら現在のところ穴八幡宮の公式サイトというものが存在していないので、当サイトで一陽来復のお札の貼り方や、万一貼り忘れてしまったり貼ったもののはがれてしまった時の対処法などをご紹介したいと思います。
もちろん、詳しい貼り方については穴八幡宮で一陽来復御守を購入した時に説明書きもいただけますよ。
お札を購入する前に知りたい!という方の参考になれば幸いです。
【穴八幡宮へのアクセス】
住所:東京都新宿区西早稲田2-1-11
最寄駅:東京メトロ東西線「早稲田」3b出口より徒歩2分
穴八幡宮のお札は期間限定販売!購入できるのはいつからいつまで?
穴八幡宮の一陽来復御守は商売繁盛だけではなく、出世や開運、金運アップのご利益があると言われています。
ちなみに「一陽来復」とは「悪い状況のあとに良い状況が巡ってくる」という意味なんだそうですよ。
商売がうまくいっていない人や仕事で出世したい人、今年はこそは金運を上げたい!という人には興味津々のご利益ですね!
人間関係にもご利益があるそうですから、人の助けで出世できるとか、良いご縁をいただくということも期待大です。
そんなご利益が期待できるお札なら、是非一家に一つは貼っておきたいもの!
ただし!この一陽来復御守が頒布されるのは毎年下記の期間限定です。
冬至から節分までの間
※当時は年によって日にちがずれますが大体12月22日頃です
そして頒布される時間帯も日によって変わって来ます。
【冬至】毎年12月22日頃 5:00~21:00
【年内】8:00~19:00
【1月1日~2月3日】9:00~17:00
やはり冬至の日に購入したい人がどっと押し寄せるので、この日は朝5時から頒布開始されますが大変混雑します。
「冬至の日に購入すると一番ご利益がある」とも言われていますが、大切なのは神様と約束した日時にしっかりと一陽来復御守を貼ることができるか?です。
一陽来復御守のお札を貼るチャンスは3回しかないので、確実に貼れる日を想定していただきに行った方がよいかもしれませんね。
余談ですが穴八幡宮では一陽来復御守が頒布される期間は御朱印はお休みしているんだそうです。
御朱印がいただきたいという方は、この期間をズラして参拝してみてくださいね。
穴八幡宮のお札はいつ貼るの?貼り方も解説します!
穴八幡宮の一陽来復御守のお札は、ちょっと変わった形をしています。
このお札は貼る日時や方角が決められています。
お札を貼る日 | 冬至・大晦日・節分 |
お札を貼る時間 | 深夜0時ちょうど |
お札を貼る場所 | 壁や柱などのなるべく高い位置 |
お札を貼る方角 | その年の恵方と反対側 |
午前0時ちょうどというと、ちょっと迷ってしまうかもしれませんが、節分なら3日から4日変わる0時ということになります。
くれぐれも一日前にフライングして貼ってしまわないよう、気を付けましょう!
あと貼る方角ですが「恵方に貼るんじゃないの?」と思う方もいると思いますが、これは「お札の文字が恵方を向くように貼る」と考えると分かりやすいと思います。
恵方の壁に貼ってしまうと、お札が恵方と逆を向いてしまうんですね。
この貼り方も穴八幡宮でお札を購入した時に、その年の恵方と貼るべき方角を示した説明書きをいただけるのでしっかり確認しましょう。
方位磁石がない!という方は、穴八幡宮で一緒に購入することもできますよ。
そして肝心のお札の貼り方ですが…。
・お札は壁や柱に直接貼る
というのが基本ですが、どうしても直接貼れない場合は台紙を使うのもOKです。
ただし!お札を先に台紙に貼っておくというのはNGです!
午前0時よりも前に台紙を壁や柱に貼り、あらかじめ一体化させておきましょう。
その上で午前0時にお札を貼りつけるようにします。
ちなみに貼りつけに使うのは糊でも両面テープでも画鋲でも大丈夫です。
しっかりとくっつく速乾性の高いものを使うのがベストですよ!
穴八幡宮のお札を貼り忘れた!貼ったけどはがれて落ちてしまった時は?
穴八幡宮の一陽来復御守を購入したのに、神様との約束の日に貼るのを忘れてしまった!
本来ならあるまじきことですが、人間不測の事態というのはあることです。
急な入院だったり、引越しのドタバタで…という拠無い理由で、本当にうっかり忘れてしまうということはあり得ます。
また、午前0時キッカリに貼りつけよう!と焦るあまり、不覚にも貼ったはずのお札がはがれて落ちてしまった!という方もいらっしゃいますよね?
この場合、お札はどうしたらいいのでしょうか?
吉日を選んで貼り直す?それとも神社にお返しする?
神社側としては、どちらの場合も午前0時に貼れなかったら、速やかに神社に納めることを勧めています。
これは引っ越しなどで止む無くお札をはがすことになった場合も同じなんだそう。
でも、折角いただいたお札を貼っていないのに納めなくてはならないとなったら、ちょっと残念ですよね?
そもそも、穴八幡宮の一陽来復御守を午前0時に貼らなくてはならないと言われ始めたのは、近年になってからのようです。
以前から穴八幡宮を知る人は「昔はそんな決まりは無かった」と仰る方もいます。
ですから、どうしても気になる人は納めてしまうのもアリですが、吉日を選んで改めて貼るというのもいいんじゃないかと個人的には思っています。
年配の方や足の悪い方が無理して午前0時ジャストを狙って、万が一怪我でもされてしまったら…。
気持ちを込めてお祀りすれば、神様だってきっと分かってくれると思います。
それに、お札を貼りっぱなしにしてその存在を忘れてしまう人より、日々お札にご挨拶をして精進を誓う人の方が神様だって嬉しいんじゃないでしょうか?
要は気持ちの持ちようだと思いますよ。
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