僧侶と出会える「寺コン」や神社仏閣で婚活パーティーを行う寺社コンについては何度かご紹介して来ましたね。
でも、人生の伴侶を求めている僧侶は男性だけではなかったんです!
「お寺に来てくれる男性を求む」と女性僧侶たちを対象に真剣な婚活パーティーが開催されたそうです。
僧侶というと一般的には男性を想像しますが、実は女性が僧侶となりお寺を守っている所も少なくないんですね。
恋婚で求められる女性僧侶の結婚相手は特に僧侶である必要はなく、真宗教団連合主催といっても一般の方も参加できる婚活パーティーだそうです。
とにかく僧侶は出会いが無い!…ということなので、お相手は好きな仕事をしてもらって構わないし、もし僧籍があるなら住職になってもらっても構わないという女性が多いんだそう。
一昔前なら男性が女性の家に入るというのは敬遠されがちでしたが、最近はこだわる人も少なくなってきました。
また、以前は僧侶同士が結婚するということもあったようですが、今は空前の後継者不足☆
両家が一人っ子だった場合、どちらも後継者が必要なので破談になってしまうこともあるんだとか。
そこで白羽の矢が立ったのが一般の男性ということなんですね。
「お寺に入ることが条件」と聞いてしまうと、躊躇してしまう男性も多いかもしれませんが、逆にいうとものすごく真剣な婚活パーティーだと思います。
肝心なのは相手の職業よりも人柄ですから、これも一つの出会いのキッカケかもしれませんよ(^^)
女性僧侶との婚活パーティーって?どんな感じなの?
女性僧侶と聞くと、どんな人をイメージしますか?
頭は坊主にしていて、白い布を被っている感じでしょうか?
いえいえ、今時の女性僧侶は一般的な女性と全く変わらないスタイルをしています。
恋婚パーティーにも法衣で来ることはありません。
多分、普通の婚活パーティーで出会ったら、女性僧侶だなんて全く想像つかない感じだと思いますよ。
ただ普通の婚活パーティーで男性と出会ったのでは、結婚までが繋がりにくいようです。
付き合っている時はよくてもイザ結婚という段階になると「婿を取る」という話になるので、そこでうまくいかなくなるケースが多いようで。
だったら最初から「女性僧侶なので、将来はお婿さんとして来てほしい」という条件を知った上で出会った方が成婚率も上がるというもの。
実際、恋婚では1回のパーティーでのカップル成立率が高く、実際に成婚まで至ったカップルもいるんだとか♪
私の友人にはなぜか「お寺の娘さん」が多いのですが、みなさん本当に普通です。
「お寺の後を継ぐまでは一般企業にお勤めしている」という女性も多いので、感覚的なものも普通ですね。
ですから恋婚でも普通の会話を楽しめると思いますよ。
跡取りがいるので女性僧侶にならないという友人も「結婚するならお寺に行きたい」と話していたので、お寺同士でお見合いをすることもあるようです。
これからの時代は女性僧侶も増えそうですし、結婚後、僧侶に転職するという男性も増えるかもしれませんね!
築地本願寺で開催された恋婚パーティーの内容とは?
東京の築地本願寺では2015年より「恋婚~れんこん~」という婚活パーティーを開催しています。
募集対象は25歳~45歳位の独身の男女で、浄土真宗の僧侶・寺族・門信徒の他、一般の方も参加できます。
「お寺に迎えたい男性15名とお寺に入りたい女性15名」のグループと「お寺に入りたい男性15名とお寺に迎えたい女性15名」のグループがあります。
どちらも女性の参加者の方があっという間に定員に達してしまいました☆
お寺に入るのも、来てほしいと望むのも、女性の方が圧倒的に多いんですね!
普通の婚活パーティーでは女性の方が足りなくて開催できないこともあるのですが、恋婚や寺コン、神社コンは女性に人気が高いようです。
恋婚はものすごく結婚フラグが立っていそうですが、真剣に婚活したい人には向いていると思います。
内容は普通の婚活パーティーと似ていて、まずは全員で法話を聞き、1回3分ずつ1対1で会話を楽しみます。
その際に自分の基本情報を記入したプロフィールカードを相手と交換し、会話が終わったら相手の印象を記号で書き入れ、お互いに返却します。
会話の後は築地本願寺の境内の見学とフリータイム。
最終投票でカップルになりたい人の番号を第1希望から第5希望まで記入しますが、結果発表はその場では行われません。
事務局が集計して、カップルが成立した場合は個人に手渡される封筒の中のカードに書かれているんだそうです。
成立したら築地本願寺の境内にあるカフェの利用券も同封されているので、その後二人でカフェデートを楽しめるんだそう♪
どんな出会いが結婚に結びつくか分からないので、興味のある方は参加してみるのもいいと思いますよ(^^)
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