最近は自宅に神棚を祀る人が増えているんだそうです。
昔は自宅を新築する際に神棚を祀る家も多かったのですが、やはりマンションが増えたことも多いのか近年は神棚を祀らない家が多かったように思います。
逆に神棚を祀っていると「何かの宗教に入っているの?」とか「お父さんが自営業者とか?」と聞かれることもありましたね^^;
我が家も新築したことをキッカケに神棚をお祀りしました。
ただそれからもうかなりの年月が過ぎたので、大切に扱っているつもりでも白木の部分が変色してきましたし、お供えしている水やお神酒でシミができている場所も☆
もちろんお掃除は欠かさずしているのですが、私たちの家と同じで経年劣化するというのでしょうか…。
神様をお祀りする神聖な場所なので、綺麗にしたい!という気持ちもあるのですが、そもそも神棚って買い替えるものなんでしょうか?
気になって調べてみたところ、絶対に買い替えなければいけないということではないそうです。
お札と同じで先祖代々の神棚を大切にしている人もたくさんいらっしゃいます。
ただこれは気持ちの問題なので、伊勢神宮の式年遷宮に倣って20年に1回買い替えるという人もいらっしゃいますし、色褪せやシミができたら買い替えるという人もいらっしゃいます。
もちろん、神棚が破損した場合は買い替えるべきですし、自宅の新築や改築に合わせて買い替えるのもオススメです。
また開業や起業など、心機一転したい時に買い替えるという人も多いんだそうですよ。
神棚を買い替える時の手順や気を付けたいこととは?
今、自宅にお祀りしている古い神棚から新しい神棚に買い替える場合、どのような手順で進めたらいいのでしょうか?
まず古い神棚に納められているお札を一旦取り出しましょう。
古い神棚は感謝を込めて掃除してから処分となりますが、処分方法については後でまたお話したいと思います。
次に新しい神棚の設置になりますが、今では神棚はホームセンターでもネット通販でも気軽に購入することができます。
これから開業や企業する方、家運隆盛や商売繁盛を祈願する方は、今までの神棚から一回り大きくすると良いそうですよ(^^)
もしくは宮形の大きさは同じでも、ちょっとお値段の張るものを購入すると一段ランクアップできるので、もし置き場所に制限のある人はそれでもいいと思います。
今までの神棚より小さくするのはあまりよくない事と言われていますが、この場合も材質などが上等なものになる分には問題ないそうですよ。
ただし!小さくする場合は今までの大きさのお札が入らなくなることがあるのでご注意を☆
市販されている神棚はお清めが済んでいることが多いのですが、より丁寧にお祀りするためには神職の方にお祓いをしていただくのがベストです。
自宅に神職の方を招いてお祓いしてもらってもいいですし、神社に神棚を持参してお祓いしてもらうこともできます。
お祓いをお願いすれば新しいお札も一緒にいただけることができるので、心機一転するにはちょうど良いですね!
ちなみに神棚を買い替える時に水入れなどの祭器具も一緒に買い替えるべきなのか?と迷う方が多いようですが、特に破損していなければ買い替える必要はありません。
ヒビが入ったり落ちない汚れがついてしまっているなら、一緒に買い替えることをオススメします。
神棚を買い替えたら古い神棚はどうやって処分したらいいの?
古いものを新しくするのはスッキリとしたいい気分になりますね!
ただ、古い神棚からお札を抜いたからといって、そのまま粗大ゴミにポイっというわけにはいきません。
神棚の処分の仕方は、購入した時に「御霊入れ(みたまいれ)」を行ったかどうかによっても変わってきます。
もし御霊入れを行っていた場合は、神社にて「御霊抜き」をしなくてはなりません。
「先祖が購入した神棚だから事情が分からない」という時は、取りあえず神社に相談するのがベストです。
御霊入れを行っていない神棚の場合は、お札を抜いた後、不用品回収業者に引き取ってもらうという人もいます。
ただし、業者によっては神棚の引き取りはできないこともあるので、まずは確認してみましょう。
神棚を神社で処分してもらうにしても、業者に引き取ってもらうにしても、ある程度の費用がかかると思われます。
神社の場合は本当にまちまちで、金額が指定されているところもあれば「お気持ちで」と言われることもあります。
個人的には今までお世話になった神棚なので、やはりしっかりとお焚き上げしてくれる神社にお願いしたいな~という気持ちはありますね。
業者に引き取ってもらうにも費用がかかる場合もあるので、なるべくお金をかけたくないという人は、事前にしっかりと調べてから依頼するようにしてくださいね。
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